商品先物(金取引)




商品先物取引とは?

商品(モノ)に投資するのが商品先物取引です。
企業に投資するのが株取引、為替に投資するのがFXなのに対し、金やガソリン、とうもろこしなどの商品(モノ)に投資するのが商品先物取引です。株やFXに比べると、私たちの身近なものに投資をします。

商品先物取引では以下の商品を取引することができます。
金、白金、銀、パラジウム、ゴム、原油、ガソリン、灯油、大豆、トウモロコシ、小豆、コメ

1年後に10キロ分のコメを買いたいとすると、先に現時点で値段を決めておいて、購入するものです。これもまたパターンがあり、今の時点で商品も手に入れるパターンや、1年後に手に入れるパターンで今のうちに値段だけ決めるパターン、また買うのではなく売るというパターンもあり、それらの取引を総称して商品先物取引となります。

商品先物取引に必要な資金 ★★☆☆☆

商品先物取引は、レバレッジがかけられるため、必要資金は委託証拠金のみになります。
委託保証金は、銘柄によって異なり、金だと6,600円、とうもろこし40,000円、大豆70,000円、一番多くて原油125,000円(2018/10現在)です。

リスク・リターン

ハイリスク・ハイリターンな投資方法です。
商品先物取引はレバレッジがかけられるため、大きな利益が見込める反面、元本を大きく超える損失が発生することもあります。

利益を得る期間 ★★★☆☆

基本的には短期~中期での投資方法となります。


商品先物取引のメリット
  • メリット

     
    • 短期間でも利益のチャンスが豊富な取引 ★★★★☆

      • 先物の性質によるメリットを持つことに加え、ガソリンや灯油などの銘柄は、価格変動が大きく、ダイナミックな値動きが期待できるので、短期間、場合によってはわずかな時間の間でも利益を追求できる機会があります。


  • デメリット

    • 銘柄によっては価格が操作されやすい ★★★★☆

       
      • 取引高の少ない銘柄に対して、一気に大金が投入されると、価格が急激に変動してしまうことがあります。



金は1日の取引量が非常に多いため、急激かつ不可解な動きが少ないため、おすすめです。
先物の世界では、特定の偏った投資家から大量の資金が投入されると、価格が急激に動くことがあります。とくに取引高の少ない銘柄に対して、一気に大金が投入されると、価格は急激に変動します。
しかし金の場合には、たとえ大量の資金が入ったとしても、もとからある大量の買い注文・売り注文に吸収されてしまい、さほど大きな値動きにはなりません。一瞬だけ急な動きをしますが、1分も待たないうちに適正価格に戻ります。
そのため、価格変動を予測する上では、単純に金の需要や世界経済の動向などに注意していれば良いだけ、といえるのです。商品先物の銘柄の中では、個人投資家でも長期投資にも利用できる唯一の銘柄、ともいえるでしょう。

また、金取引がおすすめであるのは、金の持つ特性にも由来します。
金は、そのいつまでも変わらない不変性から、“価値の保全”という目的で使われるようになりました。
実際、人類の歴史上、一度もその価値はゼロになったことがありません。 現代でも金は、発行元が破綻すれば価値がゼロになる株や債券などとは異なり、金そのもの自体に価値がある「実物資産」として世界中で認められています。また、腐食しにくく導電性の高い性質から幅広い産業で使われており、今ではスマートフォンなど電子製品に欠かせない素材となっています。

たしかに、金は、預貯金や債券とは異なり利息はつきません。しかし、金投資にはそれ以上に大切な4つのメリットがあります。

  1. リスクヘッジ効果がある ★★★★☆

    • テロなどの、地政学リスクの高まりが起こると、政治・経済が混乱して金融システムや企業活動が阻害され、世界経済の先行きに不透明感が高まります。こうした局面では、株や債券、通貨などの価値が下落し、「有事の金」といわれるように信用リスク(発行元の破綻リスク)のない金に資産を換える動きが強まるため、金価格が上昇するケースが多々生じました。
      したがって、金をポートフォリオに組み入れておけば、株や債券などの損失を補うリスクヘッジ効果が期待できるのです。


  2. インフレにもデフレにも強い ★★★★☆

    • 日銀が物価安定の目標を「消費者物価指数の前年比上昇率2%」とし、「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」を実施している今、持続的な物価上昇が続く「インフレーション(インフレ)」対策の必要性が高まっています。
      というのも、インフレが進むと相対的に通貨価値が下落し、放っておくと通貨の購買力が低下するからです。本来なら預貯金の金利がそれを補うはずですが、日本ではこの20年ほどほぼゼロ金利。もしこのまま年率2%のインフレが10年続けば、通貨の価値は実質約2割目減りする計算になります。つまり、自分の預貯金の価値が80%くらいまで減ってしまうというわけですね。

      しかし、モノの値段が上がるインフレはモノである金にとっては追い風となり、価格が上がる傾向があります。そのため、金は「インフレに強い」と昔から言われています。今後、インフレ発生が見込まれることを考えれば、中長期的な対策としての金投資は意義があるといえるでしょう。
      一方で、日本経済はまだデフレから抜け出せていないため、「それなら金投資をするにはまだ早いのでは?」と考える人もいるかもしれません。しかし、最近では物価が下がり続ける「デフレにも金は強い」といわれ始めています。
      現在の日本のようにデフレが進行して景気の悪化が顕著になると、企業や国家の信用不安が高まります。
      その結果、株や債券などが下落するため、破綻リスクのない通貨としての側面をもつ金が買われる傾向があるからなのです。2011年のギリシャ危機時の金価格上昇は、まさに世界的デフレ懸念を晒したものでした。

      インフレになってもデフレになっても、モノと通貨の2面性をもつ金は投資対象として、魅力的ですね。


  3. 通貨分散効果(ドルヘッジ効果)★★★☆☆

    • 金はかつて通貨として使われた歴史がありますが、今は「無国籍通貨」としての存在感を高めています。無国籍通貨とは、発行する国などの信用リスクによって価値が左右されない通貨という意味です。
      ここでドルと金の関係性を整理しておきましょう。ドルの強弱がわかるドル実効為替レート(通称:ドル指数)と金相場を比較してみると、次のような逆相関関係になります。

      • ドル安→金価格上昇
      • ドル高→金価格下落

      したがって、金投資には「ドル建て資産の損失に対するヘッジ効果(ドルヘッジ効果)」が期待できるということになります。ドル建ての投資信託などを組み入れた資産運用を始めるなら、金投資もぜひ検討してみましょう。


  4. 換金性が高い ★★☆☆☆

    • 金は世界中のマーケットで取引され、日々透明性が高い価格が形成されているため、世界のどこでも公正な価格で換金できます。
      同じ実物資産でも、不動産は手続きが煩雑で、かつすぐに売りたくても買い手がつかないケースもあります。また、不動産は所有しているだけで税金(固定資産税)がかかりますが、金地金にはかからないというメリットもあります。



商品先物はメリットも多くありますが、その反面、先物としてのデメリットも持ち合わせています。また、銘柄によっては価格操作されやすいという特徴もあります。そのため、変動を予想することが難しく、特に初心者にとっては取引するのが難しいと感じることもあるかもしれません。

資金効率の良い先物取引に興味はあるけれど、変動の予想ができるか不安・・・という方には、
日経平均先物がおすすめです。

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PICK UP!投資商品を評価で比較!

             外貨預金
必要資金★☆︎☆☆☆:100円~
手軽さが◎。普通預金よりも金利が高い点も嬉しい。
        仮想通貨
必要資金★☆︎☆☆☆:1,500円~
よくも悪くも世間を賑わせている仮想通貨。手軽だがリスクは高い。
 年金(iDeCo)
必要資金★★☆☆☆:毎月5000円~
手軽に始められるかつ、節税対策にもなる個人型確定拠出年金。
毎月5000円から積み立てられるが、総合してみると必要資金は膨大。原則60歳まで引き出せない点に注意。
   保険
必要資金★★︎★☆☆:約100万円~
例えば、ソニー生命の総合医療保障型の医療保険だと1,683,000円必要。
          投信
必要資金★★★☆☆:1万円~
数多くの商品が用意されている投信。最近は少額から始められるものも多く、運用は専門家に任せます。
    債券
必要資金 ★★★★☆:1万円~
債券により異なるが、個人向け国債は1万円から、普通社債は10万円、50万円、100万円単位で買うことができる。
少しずつ確実に儲けたい人は、国債の安定感は○。
    
必要資金 ★★★★☆:平均26万円程度
自分で企業の情報を見極めながら銘柄を選ぶ。最低購入枚数は100株単位のものが多い。
銘柄により必要資金に大きな差がある。
  日経225OP
必要資金 ★★★★☆:70万円程度~
リスクヘッジには最適。FXや投信と比べると必要資金は多め。
         先物
必要資金★★★★☆:数千円~70万円ほど
FXで有名な先物取引。最近は日経平均先物も人気。レバレッジがかけられる。
  不動産
必要資金 ★★★★★:約50万円~
マンションの一室から始めるならば少額からも可。しかし、利益率を考えると一棟丸ごと購入できるくらいの準備資金を用意する方が吉◎。
         

※データは弊社実施アンケートによるもの

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