仮想通貨




仮想通貨とは

仮想通貨とは「国によって価値の保証がされないデジタル通貨」のことを言います。しかしこれだけではよくわかりませんよね?実際仮想通貨に投資をしている人の多くが何なのかよく知らずに投資をしていることが多い気がします。

仮想通貨のバブルの年であった2017年を仮想通貨元年とし、これまでに数多くの仮想通貨がICO(Initial coin offering)によって誕生しました。また、代表的通貨であるビットコインが一時230万円を記録したことはまだ記憶に新しい出来事です。しかし、現在(2018年9月28日)は76万円と大きく価格を下げている状況です。

仮想通貨の特徴、お金との違いは以下のものがあげられます。

仮想通貨 法定通貨
単位 BTC,XRPなどアルファベット 円、$、£、元など
実態 無 デジタルデータの集合 有 紙幣・貨幣
発行元 プログラミングによる自動発行 国が発行
発行上限 BTCの場合、2100万BTC 中央銀行がコントロール
信用の担保 ブロックチェーン技術 国の信用



ビットコインチャート(みんなの仮想通貨)


仮想通貨を始めるのに必要な資金

日本の取引所であるCoinckeckだと必要最低入金額が1000円で入金手数料が756円発生するので必要最低資金は1756円です。手数料が安いところは他にもあるので大体1500円から始められると思っておけばいいでしょう。


リスク・リターン

非常にハイリスクハイリターンです。価格が100%上昇することがあります。また、下がるときは短時間で20%は容易に下がります。また仮想通貨元年といわれていた2017年と比べて2018年は右肩下がりで価格が推移しているのが現状なのでリスクはさらに高まっていると考えられます。


利益を得る期間

短期でも長期でもあります。ボラティリティが高いので短期(デイトレ)で利益を得ている人もいますし、2017年のような高騰が起こると信じて長期保有している人もいます。


仮想通貨ののメリット・デメリット
  • メリット

     
    1. 上場時に大きな利益が見込める ★★★★★

      • ICOにて購入した仮想通貨が取引所に上場すると大きく価格が上場します。
        また、上記のチャートを見てもわかる通り、2017年9月の時点で50万円だったビットコインが同年12月に200万円を越えました。上手く利益確定が出来ていれば利益率400%という他の投資方法では絶対に成しえない数値です。
        また、仮想通貨は有名企業との提携や新規取引所に上場するとそれだけで価格が20%以上上昇することが多々あります。最強のキャピタルゲインといっても良いでしょう。


    2. いつでもどこでも取引可能 ★★★★★

      • 24時間365日いつでもどこでも取引が可能。FX、先物も含めて世界で土日も取引ができます。


    3. 海外送金に関して、手数料と時間を大幅に節約できる ★☆☆☆☆


      • 日本円 仮想通貨
        手数料 約1万円〜 約150円〜
        時間 1日〜1週間 約10分〜


    4. 少額から取引可能 ★★★☆☆

      • 例えばビットコインは0.01BTCから、リップルは1XRPから購入することができるので実質1000円あれば投資が可能となります。まとまった資金のない学生の方にお勧めできる投資対象となります。


    5. 投資対象が多い ★☆☆☆☆

      • 世界1の取引量を誇る取引所のBinanceではなんと140もの通貨がBTC建てで上場しています。上がっている通貨や将来上がりそうな通貨を自分で選べるので仮想通貨内でのリスク分散が可能となります。


  • デメリット

    1. 大きく損をすることもある ★★★★★

      • ICO投資の場合、上場しなければ大きく損をすることがあります。(ICOの76%が失敗)
        再び上のチャートを見てください。先ほど2017年12月にビットコインが200万の値をつけたと言いましたが、その3ヶ月後には70万円まで低下しました。
        仮想通貨のようなボラティリティの高い投資対象はすぐに価格が下がる傾向があります。メリットで述べたのとは逆に、仮想通貨に対する懸念材料が出ると価格が20%以上下がることが多々あります。


    2. 法律による規制  ★★★★★

      • 取引所や仮想通貨そのものがまだ発展途上で、法律による規制で価格が下落するだけでなく、取引自体が不可能になる可能性が大きいです。
        仮想通貨という言葉が世間に知れ渡るようになったのは2017年、仮想通貨に懐疑的な有識者は規制を強化すべきだとの意見を述べています。


    3. ハッキングの危険性 ★★★★★(特に注意が必要)

      • 取引所がハッキングされることが多々あります。所持している仮想通貨が盗まれたり価格が下がったりする要因に。保険が適用される業者は限られています。(bitFlyerは預かり資金の合計が100万を超えるに段階認証済みの顧客には最大500万、その他の二段階認証済み顧客には最大10万の補償がされます。)
        今年2月に日本の仮想通貨取引所であるCoinckeck、9月にZaifがハッキング被害に遭い、多大なる被害を被った投資家がいます。テレビに取り上げられていないだけで世界中の取引所でも同様のハッキング被害が起こっています。
        それまで仮想通貨は非中央集権かつブロックチェーンによって裏付けされているから安心と言われていましたが、そもそも取引所に預けている時点でその取引所がハッキングの被害を受けたら盗まれるのは至極当たり前のことです。


    4. サーバーダウンの可能性 ★★☆☆☆

      • サーバー自体が未整備で不安定です


    5. バブル再来の不確実性 ★★☆☆☆

      • 2017年はICOバブルでした。
        よく話に聞くのが「1年間で価格が100倍以上に跳ね上がった」という内容です。確かに価格が100倍になった銘柄はいくつかありますが、それはずっと保有していればの話であり、実際に長期に渡って保有していた人は少ないかと思われます。
        つまり、仮想通貨は100倍になる間に利益確定を行った人が何人も存在し、保有者が何回も変わっているのです。「だったらずっと保有していればいいでしょ」と思う方もいますが、今後も2017年のような価格の推移になるとは断言できません。
        2017年は価格が操作されていたとも言われていますので、“小額で・高いリターンを・短期間で”この3点に仮想通貨が当てはまらなくなる可能性もあります。



日本で起きたハッキング事件
  • 2014年2月 MTGOX事件


    仮想通貨取引所であるMTGOXが不正アクセスを受け、大量のビットコインが盗まれる。ニュースで報道されていたものの、この頃はまだ仮想通貨の認知度が低かったために記憶にない人の方が多いかと思います。MTGOXはそのまま破産。


  • 2018年1月 Coinckeck事件


    仮想通貨取引所であるCoinckeckがハッキングにより大量のNEMを盗まれました。その額は当時のレートでなんと580億円相当になる。これは仮想通貨史上を越えて、歴史上最大規模の盗難事件となりました。その後、Coinckeckはマネックスグループに買収されました。余談ですが、Coinckeckはその後460億円相当をキャッシュで補償すると発表。つまり、それだけ仮想通貨取引所は儲けているということがわかりました。多くの有名企業が取引所開設に名乗りを上げるのも無理ないですね


  • 2018年9月 Zaif事件


    仮想通貨取引所Zaifがハッキングを受けて、BTC,MONA,BCHが盗まれました。被害総額は70億円との報告がされています。Zaifはフィスコグループから50億円の金融支援と資本提携を受ける予定です。(2018年10月5日現在)


日本だけでもこの3件が大きく取り上げられました。世界に目を向けてみるともっと多くのハッキング被害件数があります。自分の資産は各取引所に分散するなどしてリスクを減らすことも必要になってきます。




仮想通貨の今後とおすすめ度

仮想通貨はまだ発展途上の段階ですので、今後は実用化や法の整備が活発になっていきます。また、仮想通貨とブロックチェーン技術は非常に注目されていますので今後進展していくことは間違いないでしょう。
ただ、価格が上がるか下がるかは当然ですがわかりません。メリットとして小額投資が可能ですが、仮想通貨に対する理解が難しい点やボラティリティが高い点でリスクが非常に高いのでお勧めはしません。
一発当てようと考えている方以外は投資しないほうが良いかと思います。



PICK UP!投資商品を評価で比較!

             外貨預金
必要資金★☆︎☆☆☆:100円~
手軽さが◎。普通預金よりも金利が高い点も嬉しい。
        仮想通貨
必要資金★☆︎☆☆☆:1,500円~
よくも悪くも世間を賑わせている仮想通貨。手軽だがリスクは高い。
 年金(iDeCo)
必要資金★★☆☆☆:毎月5000円~
手軽に始められるかつ、節税対策にもなる個人型確定拠出年金。
毎月5000円から積み立てられるが、総合してみると必要資金は膨大。原則60歳まで引き出せない点に注意。
   保険
必要資金★★︎★☆☆:約100万円~
例えば、ソニー生命の総合医療保障型の医療保険だと1,683,000円必要。
          投信
必要資金★★★☆☆:1万円~
数多くの商品が用意されている投信。最近は少額から始められるものも多く、運用は専門家に任せます。
    債券
必要資金 ★★★★☆:1万円~
債券により異なるが、個人向け国債は1万円から、普通社債は10万円、50万円、100万円単位で買うことができる。
少しずつ確実に儲けたい人は、国債の安定感は○。
    
必要資金 ★★★★☆:平均26万円程度
自分で企業の情報を見極めながら銘柄を選ぶ。最低購入枚数は100株単位のものが多い。
銘柄により必要資金に大きな差がある。
  日経225OP
必要資金 ★★★★☆:70万円程度~
リスクヘッジには最適。FXや投信と比べると必要資金は多め。
         先物
必要資金★★★★☆:数千円~70万円ほど
FXで有名な先物取引。最近は日経平均先物も人気。レバレッジがかけられる。
  不動産
必要資金 ★★★★★:約50万円~
マンションの一室から始めるならば少額からも可。しかし、利益率を考えると一棟丸ごと購入できるくらいの準備資金を用意する方が吉◎。
         

※データは弊社実施アンケートによるもの

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